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Feb 05
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京都の山・東京の公園

京都に2週間ちかく滞在していると、周囲を山に囲まれている風景がとても新鮮な感じに映った。これまでも何度も京都には来てたけれど、割と3・4日くらいの短い間だったので、ゆっくりと京都という都市の持つ地形的な身体性を感じることがなかったのかもしれない。その後、6歳まで住んでいた神戸にも何日かいたけれど、そこでもやはり背には山があり正面には海があった(埋め立てが進んでるから海までかなり遠いけど)。それが東京に帰ってくると、また当たり前のように自然が周囲になくてビルに囲まれてるような風景になる。


でも、それが自分にとって息苦しいかといえばそうでも無い。もちろん20年以上住んでるからかもしれないが。思うに東京は「自然を造形する」都市なのかもしれない。前の桂離宮の話でも書いたけれど、日本庭園において「自然に従う」「自然を造形する」2つの流れがあることが、都市にも当てはまるんじゃないかと思う。


東京にある公園などの緑地は分散してるが総体的にはかなり多いし、逆に京都の場合は公共の緑地は非常に少ない。東京は足りない自然をさまざまな空き地に詰め込んで補い、京都は盆地の特性から周囲の山が借景になり視覚的な都市緑地となることで、自然は補われていると思う。


だから東京に住む人は自然が無いことをネガティブに考えるのでなく、無いなら無いでどんどんつぎ足していけばいいんじゃないだろうか。家の狭いベランダでも屋上でも空いている場所に緑を足していけば、いつか京都の山のような大きな自然のようなものになるんじゃないだろうか。